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[cgreek-ja:00984] RedHat Linux 7.1 での cgreek環境



高橋さん、みなさま

しばらく前から、環境を RedHat Linux 7.1 に変えたのですが、cgreek 環境が
今までの設定では動かなくなってしまいました。

理由は、

    (1) emacs のバージョンが上がって、emacs-20.7.34 になった。
    (2) default では、leim, quail 環境がインストールされなくなった。
    (3) 日本語漢字サーバー用のパッチが外され、emacs が世界共通のもの
        として配布されるようになった。
    (4) これに伴い、tamago の新版 tamago-4.0.6 がインストールされる
        ようになった。

などということがあり、さらにひょっとすると

     (5) X Window System のバージョンが 4.0.3 に上がった

ということもあるかも知れません。

いずれにしても、様々な問題があって、この一カ月ほど試行錯誤を続けていたの
ですが、それらをようやくクリアできたので、以下分かったことをまとめます。

  # Linux の世界では、RedHat が標準のようになっていて、他の Distribution
  # でもこれにならうものが多々あるため、以下の記述は他の RedHat 系の他の
  # Distribution でも役に立つと思います。

  # また、外国の方で RedHat 7.1 で cgreek 環境を作る人のために、もう少し
  # 理由をはっきりさせた上で、これらの情報を示す必要があるようにも思いま
  # す。


(1) Emacs のパッケージ

    デフォルトの環境では、独仏語などを扱う leim, quail 環境はインストー
    ルされません。当然 cgreek も使えないので、次の RPM パッケージの内、
    足りないものをイントスールする必要があります。

        emacs-20.7-34.i386.rpm
        emacs-X11-20.7-34.i386.rpm
        emacs-el-20.7-34.i386.rpm
        emacs-leim-20.7-34.i386.rpm
        emacs-nox-20.7-34.i386.rpm

    インストールは、root になって、通常の仕方でできます。

        # rpm -ihv emacs-leim-20.7-34.i386.rpm

    など。


(2) 言語環境の切替え

    ASCII、Latin-1、cgreek、日本語 etc. の切替えがこれまでのパッケージの
    ままではできなくなりました。

    これまでの cgreek のパッケージでは、言語環境の切替えに

        set-input-method

    が使われていましたが、これを

        activate-input-method

    に変更する必要があります。


    # >高橋さん
    #   tamgo の作者の片山さんとこのことについてずいぶんやりとりしました。
    #   set-input-method の定義を見ると、これは activiate-input-method とほ
    #   とんど変わらないので、なぜこのことが起こるのか分からないのですが、
    #   いずれにしてもRedHat 7.1 の環境では set-input-method では切り替わら
    #   ず、activiate-input-method にしないとだめです。


(3) フォントの指定

    これもなぜか分からないのですが、X のリソースを

  [ ~/.Xresources ]---------------------------------------------------------
  Emacs.Fontset-0: -*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-fontset-cgreek14
  Emacs.Fontset-1: -*-fixed-medium-r-normal-*-16-*-*-*-*-*-fontset-cgreek16
  Emacs.Fontset-2: -*-fixed-medium-r-normal-*-24-*-*-*-*-*-fontset-cgreek24
  --------------------------------------------------------------------------

    と指定しておいて

        emacs -fn fontset-cgreek16

    などとして emacs を起動しても、ギリシア語は「トウフ」になるだけです。
     (どうも、-fn のオプション指定が効いていないようです。)
    バッファ上で、

        Shift + Mouse-1 ボタン

    で Fontset メニューを出し、マウスで cgreek16 などを選択すればギリシア語
    が見えるようになるのですが、ミニバッファなどに表示されるギリシア語はあ
    い変わらず「トウフ」となってしまいます。

    X のリソース設定   

        Emacs.Font: fontset-cgreek16

    も効果はありませんでした。

    デフォルトでギリシア語を表示する方法で、うまくいったのは、

    ~/.emacs の中に

       (1) (setq default-frame-alist 
             '((menu-bar-lines . 1)(font . "fontset-cgreek16")))

       (2) (setq default-frame-alist 
              (append '((font . "fontset-cgreek16")) default-frame-alist))

    の内のいずれかを書いておくという方法だけでした (16ドットフォントの場合)。

    # >高橋さん
    #   このことを試行錯誤していて、emacs-20 のフォントの設定の仕方のこと
    #   が大分分かってきたのですが、cgreek のマニュアルの中の .Xresource
    #   の設定の所の
    #
    #     -sony- ....
    #
    #   の所はこれでよいのでしょうか。旧フォント名 (tlgcgreek*) の時には、
    #   論理フォント名は -sony- で始まっていましたが、新フォント名 (cgreek*)
    #   になってからは、論理フォント名は -mizuochi- *** となったので sony
    #   の部分を * にしなければならないのではないかと思いますが ...


大体以上の設定で cgreek 環境が使えるようになりました。

また、tamgo-4.0.8 で Wnn を使うやり方もずいぶん変わり、カスタマイズの仕方
も大幅に変わっていますが、これについはまた改めて書きます。

    # 新しい tamago については、tamago Project の片山さんに色々教えていただ
    # きました。


(4) TeX での日本語の使用

   これとは別件ですが、RedHat 7.1 では、デフォルトのままでは TeX で日本語
   を使うと dvips でエラーになってしまいます。
   ルートになって、

       # cd /usr/share/texmf/dvips/config
       # cat japanese.map >> psfonts.map

   を実行しておく必要があります。


以上、RedHat Linux 7.1 での cgreek 環境の設定で変わった部分を列挙してみま
した。


                                  ==========================================
                                                                 水落 健治
                                                   明治学院大学 一般教育部
                                    E-Mail: mizuochi@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
                                                     knj_miz@xxxxxxxxxxxxx
                                  ==========================================